FMEDA 支援ツール 「FNavi」
安全度水準(SIL)を検証するためには、始めにFMEDA(Failure Modes, Effects and Diagnostics Analysis) を実施する必要があります。これは、(サブ)システムを構成するコンポーネント(部品)の故障率を安全側故障と危険側故障とに分け、それらが診断で検知できるかできないかを分析する作業です。
FNaviは(サブ)システムの故障率を決めるためのこうした一連の作業を効率的に行うために開発されたソフトで、簡単な手順で各コンポーネントの故障率を決めていくことで全体の故障率を算出することが出来ます。
FNaviは 故障率データベースと故障モードデータベースを内蔵しており、(サブ)システムを構成するコンポーネントに対する故障率、及び故障モードはこのデータベースの中から選択し、指定します。 これに基づいてさらに各故障モード毎の危険側故障、安全側故障、及び故障の診断率を指定することによって各種の故障率を求めます。
(サブ)システム全体の故障率(λ)、安全側故障割合(SFF)、及び自己診断率(DC)は、こうして求めた各コンポーネントの故障率を基に自動的に計算されます。
全体の故障率に対する各コンポーネントの故障率の内訳はグラフで表示されるので、全故障率に寄与する割合などを直感的に把握することが出来ます。 また、(サブ)システムに含まれるコンポーネントの追加、変更なども容易に行うことが出来るので、設計変更などの検討にも柔軟に対応することが出来ます。
FNaviには、故障率と故障モードのデータを外部データとして入力しますが、コンサル契約の場合には、SN 29500、IEC TR/62380、MIL HDBK 217Fのデータをご提供し、全てのπファクターの補正をソフトウェア上で行えるバージョンを使用いただきます。また、お客様でお持ちの故障率データも、同じく外部ファイルとして自在に入力することが可能です。
FNaviは(サブ)システムの故障率を決めるためのこうした一連の作業を効率的に行うために開発されたソフトで、簡単な手順で各コンポーネントの故障率を決めていくことで全体の故障率を算出することが出来ます。
FNaviは 故障率データベースと故障モードデータベースを内蔵しており、(サブ)システムを構成するコンポーネントに対する故障率、及び故障モードはこのデータベースの中から選択し、指定します。 これに基づいてさらに各故障モード毎の危険側故障、安全側故障、及び故障の診断率を指定することによって各種の故障率を求めます。
(サブ)システム全体の故障率(λ)、安全側故障割合(SFF)、及び自己診断率(DC)は、こうして求めた各コンポーネントの故障率を基に自動的に計算されます。
全体の故障率に対する各コンポーネントの故障率の内訳はグラフで表示されるので、全故障率に寄与する割合などを直感的に把握することが出来ます。 また、(サブ)システムに含まれるコンポーネントの追加、変更なども容易に行うことが出来るので、設計変更などの検討にも柔軟に対応することが出来ます。
FNaviには、故障率と故障モードのデータを外部データとして入力しますが、コンサル契約の場合には、SN 29500、IEC TR/62380、MIL HDBK 217Fのデータをご提供し、全てのπファクターの補正をソフトウェア上で行えるバージョンを使用いただきます。また、お客様でお持ちの故障率データも、同じく外部ファイルとして自在に入力することが可能です。